「親なきあと」問題とは、障がいを持つ子の親が、高齢化やご病気等により子のサポートが困難になったり、亡くなった場合等に、障がいを持つ子を「誰が」「どのように」支援していくのかという問題です。
「支援をする人」「財産管理」「住まい」など、「親なきあと」にどのような備えが適しているのかどうかは、個々の状況により異なります。
また親自身も、高齢になった時の自分の世話を子に任せることが難しいという側面があり、子・親それぞれの備えも併せて考える必要があります。
弊事務所では、障がい者の生活や財産管理の相談・成年後見業務・入所施設やグループホーム等での勤務経験をふまえて、個別の状況や段階に応じて、適した親なきあとの備えをサポートします。
◆親なきあと相談
親なきあとの備えは、各ご家庭の様々な状況に応じて大きく異なります。備えの手立てやタイミング等をふまえ、障害福祉や成年後見業務に長らく従事してきた経験をもとに、適切に相談に応じます。
◆成年後見(法定・任意)
知的障害・精神障害等により、判断能力に不安がある方の契約や手続き・財産管理をサポートします。
認知症高齢者・知的障害の方の後見業務に従事した経験をふまえ、親子双方のサポートが可能です。
◆見守りサポート
親子の定期的な見守りや各種サポートを伴走して行います。
見守りサポート+任意後見等の包括的なサポートも可能です。
◆遺言書作成支援
障害をもつ子がいる場合、親が遺言書を作成する必要性は大きく高まります。どのような遺言書を作成すべきか、財産面・生活面・心情面をふまえた遺言書の作成をサポートします。
◆死後事務委任契約
親が亡くなった後に発生する様々な事務を引き受けます。このような事務を障がいを持つ子に任せることが難しい場合の備えとして大切です。
◆親なきあと講座
各ご家庭の親なきあとの備えを考える前段階として、親なきあと講座を実施しております。
「まずは親なきあとに関する知識を付けたい・学びたい」という方にオススメです。
その他、障害福祉サービス事業所向けのサービスとして、各種研修(親なきあと・成年後見制度・虐待防止研修など)や指定申請等の支援・処遇改善加算のサポート等にも応じています。